投稿者: これはあくまで自論ではあるのだが、実際のギターで体験してるので、一つの事実ではないかと思う。
そもそも鳴りとは何か？
大きい音がすることも鳴り
綺麗な音がすることも鳴り
ウネリのようなものも鳴り
太い音がすることも鳴り
サスティーンがよいことも鳴り
倍音が多いことも鳴り
全てのバランスがとれたギターはまぁほぼないでしょう。
私がこの中でもピックアップしたいものはウネリです！ウネリ要素としては倍音も関係するでしょう。
ウネリはとても面白い！！
文字で表すと
「ジャーーーン」ではなく「ジャッウワァ〜ン」
てな感じ。
弾いてて気持ちが良いし、アンプからの音もプロのような音に聴こえてすごく良い！！
ではそこウネリにピックアップすると、何本かのギターで実験した結果は、ネック鳴りが少なく、ボディ鳴りが良いギターに多くありました。というより、ネック鳴りとボディ鳴りがバランス良いギターがウネってました。
ボディを鳴らすにはネック鳴りは必要だが、ネックだけがなっていてボディが鳴ってないギターは組込が悪いのかボディが振動しきっていない。感覚的にはネックとボディが別の物になっている感じです。
ウネリのギターはネックからボディまで振動が均一で、一つになっている感じがします。
ボディの振動を指で確認しても隅々まで振動しています。
ボディがなっていないギターはボディの振動は場所でバラバラです。
また組込方と言いましたが、たぶんマホガニー等の軽さなどでも差は出てくると思います。軽いほうが振動しやすいので。
組込と重さのバランスがウネリに繋がるのだと考えています。
そこで実験をしてみました。
ネック鳴りが凄いギターのネックに重りをつけてボディ鳴りに合わせる方法…
それが面白い結果になりましたよ！！
ネックを重くすればボディの振動は一定のところまで強くなるんです！！
そしてそのバランスが取れた時、なぜか抜けが良くなりました…笑笑
ウネリに関しては少しだけ良くなった感じ…
初めから良いギターは良いギターでしかないのでしょうね…
ただ！！ネックの重さでギターの音は変わる。ペグを交換する場合はバランスを考えながら選ぶべきだと思います。
私は今あるギターを良くするならペグの重さ調整は必要です。
ただ、良いギターが欲しいなら楽器屋さんで沢山のギターのネックとボディバランスを確認すると良いのでしょう。
まぁなかなか難しいでしょうね。
前のブログで紹介してるプリンセスは本当に面白い！！ウネリが凄い！
そして古い弦をつけていても、しっかり綺麗に鳴る。これが鳴りの結果なのではないでしょうか。
正直、振動は他のものよりは弱いがバランスが良い。生鳴りもたいして鳴ってないがアンプからはウネリが凄い。
なんか不思議ですが、実際そうです。
ネックが鳴りまくってるギター。それも楽しいですが、まだ出会えてないかもしれませんよ！！
ただ、弦高やピックアップの高さ、反りなどのメンテナンスでネックとボディの振動の調節も少しはできるので、もっと今のギターと向き合って調節してみて下さい。
それでもダメならギター本来の差になるでしょうね。
私はウネリギターはあるが軽い音なので、ウネリつつ音圧のあるギターを探してます。
ボディは重くなりすぎない方が良いので、感覚的には4kg位のギターかなぁと思っています。
あぁ早くハカランダ張り替えギター納品されないかなぁ…